2018年1月に新しいサーチコンソールのβ版が一般公開されました。
そしてβ版の一般公開から8ヶ月たった2018年9月、ついに新しいサーチコンソールが正式リリースしました。
新しいサーチコンソールでは旧サーチコンソールと違う部分がいくつかあります。
最新のサーチコンソールについて、機能や変化したこと、旧バージョンとの違いについてまとめます。
サーチコンソールの新しい機能
16ヶ月分の検索データ
旧サーチコンソールでは、最大で3ヶ月分の検索データしか表示できませんでした。
しかし新サーチコンソールでは、最大16ヶ月分の検索データを表示できます。
モバイル対応
新しいサーチコンソールはモバイル対応です。
試しにPC上でiPhone、iPadの表示をしてみましたが問題なく表示できます。(データは白塗りしています)
試しにPC上でiPhone、iPadの表示をしてみましたが問題なく表示できます。(データは白塗りしています)
左:iPhone 右:iPadでの表示
分析ツールのアナリティクスには便利なアプリがあります。
サーチコンソールのアプリは登場しませんでしたが、新しいwebページはモバイル対応なので、同じくらい快適に操作できます。
URL検査
「URL検査」という機能が追加されました。
URLを入力することで各ページのインデックスカバレッジ、正規化URL、モバイルユーザビリティなどの状況がわかります。
しかし、旧サーチコンソールの「Fetch as google」のように一括でクロール・インデックスリクエストを送る機能はありません。
クロール・インデックスリクエストは記事ごとに行う必要があります。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
>>新しいサーチコンソールではクロールの一括リクエストができない
モバイルユーザビリティ
モバイルユーザビリティとは、モバイル端末でのページの操作性、使い勝手などのことです。
モバイルユーザビリティに問題がある場合、そのページがこの項目に表示されます。
モバイルユーザビリティと関連して、モバイルフレンドリーというものもあります。
サイトがモバイルフレンドリーか確認できるページはこちら。
>>モバイル フレンドリー テスト - Google Search Console
手動による対策
サイトになんらかの問題があった場合、メッセージが表示されます。
不適切な操作により、サイトの順位を操作したりした場合に表示されるようです。
不正なリンクがある場合にも表示されるようなので、見つけたら直ちに対処しましょう。
不適切な操作により、サイトの順位を操作したりした場合に表示されるようです。
不正なリンクがある場合にも表示されるようなので、見つけたら直ちに対処しましょう。
リンク
サイトへの外部リンク、内部リンクなどの情報が全てわかります。
外部リンクでは「上位のリンクされてるページ」、「上位のリンク元サイト」、「上位のリンク元テキスト」がわかります。
内部リンクでは「上位のリンクされてるページ」がわかります。
アナリティクスと合わせるとすごい分析ができそうなび!
ユーザーの追加
ユーザーの追加がより簡単に行えるようになりました。
新サーチコンソールで使えない機能
新しいサーチコンソールに便利な機能が追加された一方で、新サーチコンソールでは現在使えない機能もあります。2018年9月現在、使えない機能はこちら。
- クロール統計データ
- robots.txtテスター
- URLパラメータの管理
- インターナショナルターゲティング
- データハイライターツール
- HTMLの改善
- メッセージの読み取りと管理
- アドレス変更ツール
- 使用ドメインの設定
- analyticsプロパティとの関連づけ
- リンクの否認
- インデックスからの古いコンテンツの削除
- プロパティセット
以外と重要な機能が新しいサーチコンソールにはまだありません。
新しいサーチコンソールでは引き続きアップデートがあるようなので、今後に期待しましょう。
まとめ
新しいサーチコンソールは機能もさることながら、わかりやすく、操作しやすいです。
しかし旧サーチコンソールで使えた機能がいくつか使えないので、今後に期待しましょう。
また、新しいサーチコンソールはAMP検査ツールやモバイルフレンドリー、さらにはサーチコンソール自体がモバイル対応です。
これらを考えると、googleのモバイル推奨の流れはまだまだ続きそうです。
これらを考えると、googleのモバイル推奨の流れはまだまだ続きそうです。
ZELOシリーズはモバイル完全対応なび!
モバイル対応のBloggerテーマ【Orange ZELO】はこちら。
コメント