新しいサーチコンソールではクロールの一括リクエストができない


2018年9月、ついにサーチコンソールが新しくなりました。

それに伴い、旧サーチコンソールと新サーチコンソールではいくつか違う部分があります。

新しいサーチコンソールと旧サーチコンソールの違いはこちらをご覧ください。

>>【2018.9】新しいサーチコンソールの機能・変化したこと

旧サーチコンソールには『Fetch as google』という一括でサイトのリンクまでクロールのリクエストができる機能がありました。

しかし、新しいサーチコンソールではクロールの一括リクエストができないようです。

そこで新しいサーチコンソールでのインデックス登録の方法、旧サーチコンソールのFetch as googleの現在の状況について検証してみました。

新しいサーチコンソールのURL検査

新しいサーチコンソールには『URL検査』という機能があります。

試しにこのサイトのURLを調べてみます。




調べたURLのインデックス登録の状況、クロールされた日時、正規化の状況などがわかります。


ではさらにこの機能を試すため、公開した直後のページを調べてみます。




公開直後に新しいサーチコンソールの『URL検査』で確認しました。


まだインデックス登録されていません。


【インデックス登録をリクエスト】からリクエストし、5分後に様子を確認すると無事登録されていました。




一括でのクロール・インデックスリクエストはできないものの、個別のページでインデックスリクエストが行えます。

またインデックスもすぐに行われるため、スムーズに作業できます。

旧サーチコンソールのFetch as google

旧サーチコンソールの「Fetch as google」では、URLとリンクページのクロール・インデックスが一括で行えました。

新サーチコンソールの『URL検査』ではこれができないので、旧サーチコンソールの『Fetch as google』が使えないか試してみました。


2回テストしましたがどちらもエラーが出てしまいました。

インデックス登録する場合、2018年9月現在では新しいサーチコンソールからページごとのインデックスをするしかないようです。

まとめ

新しいサーチコンソールは使いやすく高機能です。

しかし、旧サーチコンソールにあった重要な機能がいくつか使えません。

新しいサーチコンソールではこれからもアップデートがあるようなので、今後に期待しましょう。

新しいサーチコンソールと旧サーチコンソールの違いはこちらをご覧ください。

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