検索エンジンの仕組みをレストランに例えて解説【クロール・インデックス】


検索エンジンには数え切れないほどの情報が登録されています。

そしてキーワードを入力し検索することで、それらの情報からより適切なものがマッチし、検索結果として表示されます。

ではどのようにしてwebページ、ブログ、サイトなどの情報は検索エンジンに登録されるのでしょうか。

また、どのようにキーワードと情報はマッチし、検索結果として届けられるのでしょうか。

この記事では検索エンジンの仕組みについて、レストランに例えながらわかりやすく説明していきます。

検索エンジンの仕組み

ブログの記事やホームページなどは次のようなステップで検索エンジンに登録されます。

クロール → ロボットが情報を取得
インデックス → 情報を検索エンジンに登録
ランキング → 順位づけ

少しイメージが湧きにくいと思うので、この記事ではレストランに例えて説明していきます。


この3つのステップをわかりやすくレストランに例えると…

クロール → お客さんが来る
インデックス → 口コミを書く
ランキング → 名店TOP5

たったこれだけです。

この全体の流れを頭にいれた上で、各項目を詳しくみていきましょう。

クロールについて

レストランの場合 → お客さんが来る

レストランの場合、クロールはお客さんがくることです。

お客さんがレストランを訪れると、その店の内装や雰囲気、店員さんの態度、料理の味・見た目など、様々な情報を集めます。



これと同じで、インターネット上には「クローラー」と呼ばれるロボットが存在します。

このロボットはいろいろなサイトの情報を集めながらサイト間のリンクをつたって移動します。

取得する情報は、タイトルや使われている画像、ページの内容、リンク場所など様々なものです。

また、クローラーがサイトに訪れる頻度はサイトの更新頻度やアクセス数により変化します。

逆にいえばクローラーがサイトを訪れない限り、情報は取得されません。

このクローラーを意図的に巡回させない方法として『robots.txt』が使われます。

Bloggerで『robots.txt』を設定する方法はこちらの記事をご覧ください。

>>【Blogger】robots.txtの最適な書き方

インデックスについて

レストランの場合 → 口コミを書く

クロールで情報を取得したはいいものの、それがどんな情報か判断しなければいけません。

レストランに例えると『口コミ』です。

そのレストランの料理はどうだったか、内装や雰囲気、店員の態度など、様々なものに点数をつけて口コミを投稿します。



この各項目を判断し、検索エンジンに登録されることを『インデックス』といいます。

つまり、サイトが検索結果に現れるには『クロール → インデックス』の流れが完了していなければいけません。

インデックスを確認するには『サーチコンソール』を利用するか、検索で『site:(自分のサイトURL)』と入力して検索しましょう。

サーチコンソールを利用して確認する方法はこちらの記事をご覧ください。

>>新しいサーチコンソールではクロールの一括リクエストができない

また、インデックスの状況を意図的にコントロールするために『メタタグ』というものが使われます。

Bloggerでメタタグを設定する方法はこちらをご覧ください。

>>【Blogger】記事別にnoindexを設定する方法【メタタグ】

ランキングについて

レストランの場合 → 名店TOP5

取得した情報をもとにランクづけを行います。

レストランの場合、『名店TOP5』のようなランキング表を想像してください。



Googleでは200以上もの基準に基づいたアルゴリズムによりランクづけが行われています。

この基準は一般に公開されておらず、アルゴリズムは頻繁にかわるため、明確な攻略法はありません。

それよりもwebページの本質は「良いコンテンツ」なので、記事やサイトを磨くようにこころがけましょう。

まとめ

SEOやクロール、インデックスは一見すると難しそうですが仕組み自体はかんたんです。

最後にもう一度まとめます。

クロール → ロボットが情報を取得
インデックス → 情報を検索エンジンに登録
ランキング → 順位づけ

レストランに例えると…

クロール → お客さんが来る
インデックス → 口コミを書く
ランキング → 名店TOP5

この知識があるだけでサーチコンソールやアナリティクスを眺めるのが面白くなります。

しっかりと押さえてサイト運営に活用しましょう。

サーチコンソール、アナリティクスについてはこちらをご覧ください。

>>アナリティクスとサーチコンソールを連携してデータを共有しよう


また、webページの本質は良いコンテンツです。

まずは自分のコンテンツ(記事)を磨くように心がけましょう。

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